ボクは33歳のシングルファザー。
妻は29歳。
くも膜下出血の為、亡くなりました。
4歳の息子と1歳の娘
子どもたちのおかげで
現在も頑張れているボクがいます。
妻が亡くなってから約2ヶ月間、
ボクは仕事を休ませてもらいました。
2ヶ月もの間、休ませてくれた会社には感謝しかありません。
妻が子どもたちと通った公園
妻はほぼ毎日、
子どもたちを公園に連れて行っていました。
そんな妻をマネして、仕事を休んでいる2ヶ月間、
なるべく1日1回は、子どもたちを公園に連れて行きました。
平日の、特に夕方の公園…
幼稚園、保育園終わりの子どもたちでいっぱいです。
周りの子どもたちはみんなママと来ていて、
ママ友同士の話が始まります。
ボクが少し人見知りなのもありますが、
やっぱりすごく孤独に感じます。
子ども達に伝わらないよう、必死に遊んでいました。
休日になると
公園はパパ率が増えるので少しホッとしていました。
そんなこともあり、
いつの間にか田んぼ道を散歩するのが日課になりました。
目まぐるしい日々の中で、
この時だけは、時間がゆっくり流れているような気がして。
今でも休日の夕方は、のんびり3人で田んぼ道を散歩。
夕焼けがきれいだったりすると、空を見上げて
見てるかなぁ、、、なんて思ったり。
その中でも、2ヶ月は本当に様々なことが
次から次へと降りかかってきて
中でも1番気を使ったのが…
ふたりの子どもたちの「心のケア」でした。
母を亡くした子どもたちの心のケア
娘はまだ0歳とはいえ
いつも母乳で過ごしていたので
突然ミルクに変わる日々。
息子も母乳だったので、
ボクはミルクを作ったことなんてなくて中々苦戦。
息子は4歳直前だったので、全てはわからないにしても
いつもと違う周りの大人たちの顔、環境にきっと戸惑っていたと思います。
そんな息子を見て、ボクは…
子どもたちの前だけでも「いつも通りのパパでいよう。」と心に決めました。
思い返してみると
通夜も、葬儀も、全く泣けませんでした。
このやり方が正しくないことはわかってる。
それでもボクにはそれしかできない。
一番堪えたのは息子からの
『ママに会いたい。』
『ママはいつ帰ってくる?』という質問。
当然の質問だと思います。
ボクも同じことを思います。
正直、なんと答えるのが正解なのか?
とても悩みました。
でも…この質問には
正解なんてものはないのかもしれない。
ボクの役割
ふたりの子どもたち…
まだ4歳と1歳。
正直、ボクも4歳の頃の記憶はほとんどありません。
1歳の頃なんて尚更ありません。
それでも、ふたりの子どもたちが大きくなっていく過程で
「ママとの思い出」や「一緒に行った場所」
しっかりとママからの愛情をうけて
大きくなっていったという事実を繋いでいく。
それが今のボクの役割だと思っています。
コメント