妻が亡くなってから1年

死別

ボクは33歳のシングルファザー。

妻は29歳。

くも膜下出血の為、亡くなりました。

4歳の息子と1歳の娘

子どもたちのおかげで

現在も頑張れているボクがいます。

先日、無事一周忌法要を終えることが出来ました。

妻が亡くなって一年。

今でも一年前の事を、昨日のように思い出します。

 子どもたちの為にと走った1年間

様々な感情を抱きながらも必死に走った一年。

前向きな言葉や、行動をと意識していましたが

もちろん落ち込む日や、折れそうになるタイミングも少なくありませんでした。

 

落ち込んだままで入れたら、どんなに楽なのだろう。

折れてしまった方が楽なのでは?

 

そんなマイナスな自分がいる一方で

「子どもたちの為に頑張らないとダメだ」と踏ん張れた自分がいます。

 

この1年がむしゃらに進んできたからこそわかる

息子が妻と過ごした日々の大切さ

娘が妻と過ごした日々の大切さ

 

しっかり、胸に刻みながら

妻にバトンを渡されたと思い

「見守る場所が変わっただけだ」

自分に言い聞かせながら

明日からも1日1日を大切に

ふたりの子どもたちと過ごそうと思います。

 

そんな中でも、この一年沢山の方に助けられながらも

たくさんの思い出を作ることが出来ました。

まだまだ一年。

確かにそうかもしれません。

ただ、きっとこの先も

この一年の積み重ね、

1日1日の積み重ねが将来につながっているのだと

実感することが出来ました。

 そして、これから

一番つらく、悔しいのは妻。

その想いをしっかりと背負ってボクもまた今日から1日1日を大切に生きたいと思います。

 

こんな記録に意味はない。

時間の無駄なんじゃないか。

傍から見たら、そう思う人もいると思います。

 

どうしても何か行動するときに意味や必要性を求めてしまいがちですが

そこは後から付いてくると信じてまずは行動してみる。

ボク自身、そういう考え方に変われた一年でもありました。

 

ボクは恵まれたことに、今まで人生が楽しくないと

思ったことは一度もありませんでした。

妻が亡くなって、大切な人が一人いなくなるだけで、

こんなにも人生が楽しいと思えなくなるなんて想像もしませんでした

正直、今もボクはその感覚の中にいますが

それでも笑えているのは子どもたちのおかげです。

 

将来のボクが、今のボクを思い返した時、

あの時はそう感じながらも踏ん張って良かったなと思えるように

少しずつ前向きに進んで行こうと思います。

 

将来の事なんてわからない。

だからこそ『今を大切に』

 

ボクとふたりの子どもたち

 

少しずつではありますが

これからもしっかり記録に残して行けたらと思います。

 

そして、ボクもふたりの子どもたちの

成長に負けないように

がむしゃらに頑張りたいと思います。

 

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